こんにちは！

Suite All です。(*･ω-*)ﾉ

 

今回は、孤独死されていた案件です。

ひとり暮らしをされていた男性が、ご自宅で亡くなられ、県外にお住いの息子さまからのご依頼でした。

お話を聞くと、実はご依頼者さまとお父さまとはもう何十年も疎遠だったとのことでした。

今回、お父さまが亡くなられてから、初めてこちらの物件に足を運ばれたそうです。

『親は親ですから、せめて最期はきちんとしてあげたい』との思いから、今回のご依頼に至ったそうです。

佐世保市にある賃貸住宅2DKでの作業です。

まずは、弊社社長による法要です。

【法要】

そして、特殊清掃及び遺品整理を行いました。

ベッドをまたぐ形で倒れていたようで、壁とベッドと畳(床板)が汚染されていました。

【before】

【after】

この物件の壁紙は繊維壁になっており、今は生産されていないとのこと。

大家さんに連絡を取り、相談をしました。

部屋全体を塗り替えるか、その汚染箇所部分のみを塗り替えるかと。。。

その結果、こちらの汚染箇所の一部分のみ漆喰で塗る形となりました。

床板も張替え、家財の搬出処分も行いました。

【キッチン】

【浴室】

【トイレ】

【各部屋】

今回は、大家さんのご意向でハウスクリーニングも行いました。

ご依頼者さまは、県外にお住まいのため見積時のみ立ち会われ、作業中はLINEにて連絡を取り合いました。

、、、と押入れを片付けていると御遺骨と御位牌が出てきました。(;・∀・)

すぐさまご依頼者さまへ報告。

ご依頼者さまもビックリされていましたが、菩提寺も分からないとのことで、弊社の母体である西方寺にてお焚き上げをすることになりました。

 

家財の撤去処分、壁と床材の張替え、オゾン除菌脱臭、畳・襖替え、硝子割れ入替え、ハウスクリーニングを終え、作業終了です。

ご依頼者さま、大家さまに終了の報告をし、大家さまに鍵を返却して作業完了です。( • ̀ω•́  )✧

 

今回の案件は、ご依頼者さまの想いを強く感じるものでした。

『疎遠だった父との再会がこのような形で、驚き以上に正直どうしようかと悩みました。昔は…といろいろと思うところもあり、友人からは今更なんだから行かずに放置したら？と言われていましたが、やはり何だかんだで自分の親ですから、最期くらいはきちんと送って周りの方にも迷惑をかけないようにしないといけないなと思い、帰ってきました。』と話されるご依頼者さま。

そんなご依頼者さまの想いを受け、ご依頼者さまに喜んでいただける仕事をしたいとスタッフ一同気を引き締めて作業にかかりました。∠( °∀°)／

お仕事の都合で作業の立会いはされませんでしたが、作業完了までキッチリと連絡を取り合い、スムーズに作業を進めることができました。

 

 

この度は、弊社 Suite All にご用命いただきまして誠にありがとうございました。

そして、故人さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。